草 根  国民の生活が第一


 明けましておめでとうございます。

皆様には、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 また昨年は、温かいご理解ご支援を賜り心より感謝しております。
 さて今年は、衆議院が任期満了を迎え政治決戦の年となります。
 アメリカの金融危機に端を発した100年に一度といわれる世界的経済
危機に対し、麻生総理は「政局より政策」「スピードが大事」と優先して追
加経済対策に取り組むはずでした。しかし予算の伴わない掛け声だけの経済
対策の結果、景気・雇用情勢は更に悪化し企業の倒産件数の増加、生産縮小・
リストラによって失業者は急増し実体経済は一層厳しい状況になっており
ます。解散総選挙も2次補正予算も先送りでは、何のための麻生内閣誕生だ
ったのかと与党内からも批判の声があがるのは当然の事態です。
 国民生活に迫る緊急事態に対し、大胆で迅速な対応が急務であり国民生活
の安定、景気・経済の回復に向けて具体的に取り組むことが政治の役割です。
目的や効果のはっきりしない批判の集中する定額給付金は廃案にすべきで
す。道路特定財源は一般財源化するはずでしたが骨抜きにされました。公務
員制度改革に情熱を注いできた人材は冷遇され与党から追い出されようと
しています。
 国民不在の政治が続いていることは明らかであり、急変する社会情勢の下、
速やかに国の将来について国民の意思を確認する必要があると思います。
 「ねじれ国会」を選択したのも国民の意思であります。「ねじれ国会の解
消」の国民の意思次第であります。
 私も「国民の手に政治を取り戻す」ための政権交代に向け民主党の一員
として全力で戦い続ける覚悟です。
 未熟ではございますが、本年も変わらぬご指導ご鞭撻の程よろしくお願い
申し上げます。
 今年が皆様にとりまして明るく良い年でありますよう心よりお祈りし
年頭のご挨拶とさせていただきます。
                        元  旦


   民主党千葉県第2区総支部長  
                           黒 田 ゆ う